06年1月21日(土)PM


 今日はオリヒメのレース、3連戦も今日最終日。 何とかして賞金をゲットしたい!!! いつも通り10頭立て10番人気(TT) 僕自身2度目のサンダウン、馬の状態は上々。 何とかならないかと期待する。パドックでのオリヒメは驚くほど落ち着いていて頼もしい。レース前の繁実トレーナーの指示は馬ナリでジッとして脚をなるべくギリギリまで貯めて最後ばてない様にして欲しいとのこと。 そしていよいよレース(^^) 出てからジッとしようと軽く貯めていたらどんどんスピードに乗り2番手へ。小さい分凄く器用な脚を使う。取りあえず馬なり。 直線のギリギリまで貯めていった。隣はウイリアム。流石に巧い。残り3ハロン馬郡は一気にスピードアップ。飲み込まれないように必死に追いすがる。 残り1ハロン外から2頭次元の違う脚でオリヒメと僕を置いて抜き去る。隣にいたウイリアムはしぶとく2着に粘っていた。オリヒメ4着。勝つのは難しい、簡単にいかない所が面白い。巧くなりて〜(**)V


06年1月20日(金)PM


 ツバサのレースの日。1000mの直線競馬。僕自身初めての直線競馬、とても楽しみにしていました(^^)V  フレミントンはものすごく綺麗で歴史ある競馬場で日本の中央にも負けない位の施設でした(><)  この日はいつもにもまして暑い日でスーツを着ているので汗だくに・・・。ひととおり馬場の芝の状態を確かめてジョッキールームに入り、支度を開始。 クーラーが効いていて最高でした。ウイリアムも来ていておはようございます(笑) それから検量を済まし調教師を待つだけ。 調教師が来たのは予定より10分遅く来ました。何かあったのかと思うが聞かずに(お願いします)。 その後は騎乗命令があるまで待つ。そしてパドックに続々と出走馬が登場、けれど一番大事なツバサが来ていない。そうこうしている内に騎乗命令が掛けられる。おいっ!ちょっと待ってくれ!! 俺の馬は何処だ!  そう心の中で叫ぶ(TT) マジ焦りました・・。そのうち皆が乗り終わってからツバサ登場。一安心。厩務員さんに聞くと10分前に嫌がらせのように採血を命じられてレース前に血を抜かれていたらしい。 そのせいでかなりツバサは入れ込んでいた。落ち着かせながらの返し馬。そしてスタート!! 一斉に内外に馬郡が分かれ大きな馬場に内ラチ沿いと外ラチ沿いに2つの馬郡に分かれた(**)  僕は外ラチの方へ。馬場は綺麗で何処を走っても一緒だと思いますが、馬の闘志を引き出せる位置が一番良い場所だと感じました。なかなか追い出すタイミング、スピードの乗せ方、馬の感じがわかりにくく 初めての戸惑いがこんなにも出るモンなんだな〜っと良い勉強になりました。明日はオリヒメ、頑張ります!!!


06年1月19日(木)PM


 今日はバララット競馬場でロッポンギのレースでした。 1回使っているので少しは変わってくれることを信じてのレース。 馬っ気はいつも通りでした。パドック、馬場はまだやんちゃな面を出しながらも無事ゲート裏へ。 昨日の練習も虚しく少しゲートを嫌う。降りて引き入れるとロングステッキで叩かれながら渋々入りました。 さぁいよいよスタート! 出るのは出たがその後スピードに乗れず後方追走・・・。取りあえず4コーナーまで我慢。 直線でスパートを掛けるが差は縮まらず。そしてゴール・・・・。と思った瞬間!!!  前の騎手が落馬(TT) 内らち沿いに居たために上手いこと避けきれず少しかすってしまった・・・。 すぐに救急車に運ばれて行かれました。命には関わらないとのこと。 親しくしてくれているニックという騎手なので余計に辛いですね。 その事故を目の当たりにしてこの職業は本当に危険と隣り合わせなんだと繰り返し思いました。 気を引き締めて乗っていきたいと思います。


06年1月18日(水)PM


 朝の攻め馬、明日レースのロッポンギ発走練習、明々後日レースのオリヒメの追い切りでした。 まずロッポンギのゲート練習で問題発生。ゲートに入らない・・・。マイコチャンの悪夢が蘇る。 また前日に・・・。マジかよっ!!! 何度通そうとしても体が横に向いて全然ダメ。引き役の徳江さんも困る・・。 ゲートは普通のより狭くて入り口が真っ直ぐで少し曲がって入ると鞍などに当たってしまい、余計に入らなくなっていった〔泣〕。 前回はマイコチャンで失敗していた、けれど今回は違った。森先生がいらっしゃる。帰りが遅いことに気付き万を期して森先生の登場。 それからはガラッと雰囲気も変わり的確な判断でみるみるうちに馬が大人しくゲートに入っていく〔汗)。決して焦らず、無駄な追い立てをせず、 ここぞっと言うときに馬を叱り誘導していく。 根気よく馬が本当の意味を分かり理解するまで何度も何度も繰り返す。森先生は常に基本に忠実で乗っていても安心しました。流石です。


06年1月17日(火)PM


 今日攻め馬終わった後2週間後に完成予定のトレーニング施設に森先生達と視察にいきました。 初め見たときはどこの宮殿かと思う位の大きくて立派な施設でした(^^)V  こんどこっちの方に引っ越す予定です。お金を惜しみなく使った夢の施設です。 早くここで働きたいなぁ〜と思いましたね。一周2000mの馬場金沢より広いジャン・・・。室内プール、ヲーキングマシーン2機、軽い坂路、800mの直線、芝も完備。 至れり尽くせりとはこの事だ。森先生も大満足。写真はカメラ忘れていったので今度撮っておきますね(^^)


06年1月16日(月)PM


 今日夕方森先生がゴールド・コーストからこっちのギスボンに来られました(^^)  勉強頑張れとのことです。在厩馬のプログラム、今後のレースの予定をチェック。気になるのはやはりタナボタの動向です(^^)  次無事に使えて賞金を加算してブルーダイヤモンド、ゴールデン・スリッパーに出られます願い通り行ければ夢の海外G1制覇が・・・・・・・。 それぐらいの気合いで楽しんでいきたいですね〜(><)




06年1月15日(日)PM

日焼け



  今日は深夜の1時にギスボンの家に帰ってきたので一日疲れて寝ていました(TT)  日記の更新と写真のアップをして1日が過ぎていきました。少し肌を焼こうと外で寝たらひどい目に遭ってしまいこんな感じです。 左の写真参照・・・。痛いだけでした。







06年1月14日(土)PM

森先生


ピンキーの逆日の丸


ゼンノゴウシュウ


角田先生と


ウイリアムとすっかり仲良し



  今日は海外デビューでの忘れられない1日になる日でした。朝ホテルをレースの1時間半前に出ました。 ホテルから競馬場まで普通なら5分ちょっとで着くのですがその日は違いました。みんながみんな競馬場に向かって大渋滞・・・。 20分くらい掛かったような気がします。みんな色とりどりの衣装で着飾ってすごく綺麗、貴婦人はそれは大きな帽子をかぶり キジの様になっていましたよ。競馬場の中に入ると、ああ、これが本当の競馬の雰囲気なんだなーと改心させられました。 大人の社交場的な感じ。まず初めに森先生に連れられて裁決室に挨拶、使う馬具のチェック。 鞭、ヘルメット、保護ベストはオーストラリアで売っている物じゃないとダメなのです。 それから騎手の控え室に行きそこでまたまたウイリアムに出会い日本語でお元気ですか?と挨拶を済まし、周りを見ると狭くて荷物を置くスペースが無く困っていると ウイリアムが自分の横を空けてくれて助かりました。そのウイリアムは1レースいきなり勝っていました。凄いの一言です。 最初のレースはピンキー。森先生の考えた逆日の丸の勝負服を身にまといいざ出陣!! すごい人の数で凄く気持ちよかった。レースはみんな速くって 付いていくので精一杯でした。次はゴウシュウ。そこで事件が発生!! ポンッとスタートを決めて大外から2、3番手に進出。 流れに乗ってさぁ〜第4コーナー! っというときに内にいた馬がカットしてきて目の前に進入。 その馬の後ろ足にゴウシュウの前足が掛かり大きくつまずいた・・・。人馬転しかけた。かなり危ない場面。 レース後裁決に申告。最終レースが終わっても審議が続き言いたいことを言いまくり飛行機の時間があるので退散。 加害騎手は多分騎乗停止2、3週間は食らうとのこと。やられている自分が情けなくなりました。 とそんなこんなでゴールドコーストともお別れ、そして今までオーストラリア入りからず〜っと一緒だった平田一家とも今日でお別れとなってしまいました。 かなり親しくしてもらっていたので余計に寂しいです。今回名古屋の角田先生もゴールド・コーストに競馬、セリを見に来て居らっしゃいました。 角田先生は名古屋、いや、地方競馬の鏡です。こうして海外の競馬、馬を観に盛んに足を運んで勉強されていて本当に凄い先生だと思いました。 ギスボンの家に着いたのは深夜1時頃。怒濤の一日はあっという間に終わり、凄く良い経験をさせてもらいとても楽しかったです。 来年の計画もあるので次は入着を目指したいですね。

















過去の日記:最新 16 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01